通常、個人で差し入れを行う場合は
- 警察署別に面会や差し入れ品の扱いについて、各施設でルールが異なるので電話確認を行う
- 留置係へ連絡を行い、何が差し入れ可能なのかまた数量はいくつまで可能かを問い合わせる
- ルールに基づいた差し入れ品を購入する
- 衣類はルールに従い、包装やタグを取り除いたり、場合によっては加工を行う
- 雑誌などの書籍は、付録類を取り除き、ホッチキス止めを外した上で、紙紐で縛りなおす
- 留置場の規定に従った品を梱包する
- 警察署の留置係へ、差し入れ品目と点数や到着予定日時等必要事項を連絡する
- 配送業者へ荷物を引き渡す又は、直接留置場へ出向く
といった手順で発送しますが、すべての場合が上記の通りとも限りません。
留置場ごとにルールが異なり差し入れ品目や差し入れ方法に違いが生じます。
警察署への連絡は、なにかと緊張してしまい、連絡しずらいですし、何度も問い合わせなければいけないので、心苦しくなっても当然です。
また、警察署員も人手不足で忙しく、高圧的な対応をされる方も稀にありますので、電話しずらい現状も理解できますし、そこで差し入れ主側も対抗してしまっては、勾留中の大切な方に対する警察の心象も悪くなってしまいます。
また、留置場へ直接差し入れを行う場合は、周りの目が気になったり、配送業者へ荷物を引き渡す際にも宛先が「●●警察署 留置係」となるので、逮捕されてしまったことが近所人や配送業者にばれてしまうリスクもあります。