警察に逮捕された場合、警察署から弁護士を呼ぶことが出来ます。
又、家族や友人からも弁護士を依頼することは可能です
逮捕されると、どのようにして弁護士をよぶことができるの？
逮捕され、警察署に連れていかれた後、取り調べの中で、弁護士を呼ぶことが出来ると説明されます。
この時点で、知り合いの弁護士がいて、その方にお願いする場合は警察から連絡を取ってもらうことで、後程弁護士と面会することが出来ます。
知り合いの弁護士がいない場合は、「当番弁護士制度」を利用し、初回無料で弁護士を利用することが出来ます。そこで、今後のアドバイスや弁護の依頼をすることが出来ます。
家族からでも初回無料の「当番弁護士」を依頼することは可能ですか？
はい、家族からでも当番弁護士を依頼することは可能です。
所管(逮捕された警察署の都道府県)の弁護士会へ依頼すると逮捕された本人へ当番弁護士をつけることが出来ます。
すでに当番弁護士が付いていた場合は、「すでに当番弁護士制度を利用されましたよ」と教えてもらえます。
初回無料の「当番弁護士制度」利用後はどうなるの？
「当番弁護士制度」利用後は、そのまま担当弁護士となっていただく場合や、別の弁護士へお願いすることもできますし、国選弁護人を付けてもらうなど、当番弁護士にいろいろ相談し、今後の弁護士をどうするかをアドバイス受けたり、家族へ連絡してもらったりすることが出来ます。
「当番弁護士制度」とは、警察に逮捕されたら、初回無料で弁護士を呼べる制度です。
逮捕された本人から、警察を通じて弁護士会へ連絡が行き、逮捕された方へ警察官の立ち合いなしで面会することが出来る制度です。
当番弁護士を依頼するには逮捕された本人からだけではなく、家族や友人から、弁護士会へ連絡することで、逮捕された本人と初回無料で面会してもらえます。
初回無料の1回限りの弁護士依頼で、依頼する弁護士を選ぶことはできませんが、今後の事件や捜査の流れや、依頼する弁護士をどうするか、家族や友人・職場への連絡をどうすればよいかなど、アドバイスを受けることが出来ます。
無料の当番弁護士といえど、弁護士との面会ですので、警察官などの立ち合いは一切なく、第三者に聞かれることなく、相談できるのはとても大きなメリットです。
又、当番弁護士がそのまま担当弁護士として請け負ってもらうこともできますし、お金がない場合でも、国選弁護人としてお願いできる場合もあります。
