スウェットの差し入れにはいくつかルールがあります。
スウェットズボンの紐を取り除いたりすると差し入れが可能ですが、ほかにも様々な規定があるので注意が必要です。

スウェットの上下を差し入れてあげたいのですが、デザインや色・柄に気を付けなければいけませんか?

スウェットの差し入れ品については、以下のような注意点があります。
【スウェット差し入れの注意点】
- スウェットの差し入れは、留置所又は、拘置所にいる裁判未決者・刑務所にいる裁判未決者に限る(裁判既決者=受刑者へのスウェット差し入れはできません。)
- フード付きのものや紐のついたものは禁止
- 金属の装飾品が付いているものは禁止
- ボタンが付いているものは禁止
- ジッパー(ファスナー)が付いているものは禁止
- 一部施設ではポケットのついた衣類は禁止
- ウエスト部分にはゴムが入っている物
- ウエスト調整紐は取り除いてから差し入れる事
- ウエスト調整紐の穴を縫い合わせてから差し入れる事(一部施設)
- ウエスト調整等の紐穴がある衣類は禁止(縫い合わせても禁止)(一部施設)
- 縫い合わせ処理など、加工を行った衣類は禁止(一部施設)
- 変わったデザインや派手な色は禁止
- 一部施設ではグレーのみなど、色指定されるところもある
- メッセージ性の強い文字がプリントされていないこと
- 一部施設ではプリントや刺しゅうなどのデザインが一切されていない物のみ
- 洗濯機及び乾燥機の利用ができる洗濯マークタグが付いているもののみ
- ハイブランド品は禁止(一部施設)
※施設ごとにルールが異なるため、上記すべてが当てはまるわけではありませんので、注意が必要です。

たくさんのルールがあるのですね。
施設のルールに適応するスウェットを用意するのも大変そうですね。

上記のルールをすべて適応させなければいけないというわけではありませんが、主にこのようなルールがあるため、せっかく用意して差し入れをしても、受付で断られてしまうこともあります。
事前に差し入れを行う施設へ、衣類についてのルールについてよく調査する必要がありますね。
さらに、差し入れに際しては、包装や値札などの処理を行う必要があります。

【刑務所にいる受刑者にはスウェットを差し入れできない】

刑務所にいる受刑者へのスウェットの差し入れはできないのでしょうか?

刑務所や拘置所(少数ですが)にいる受刑者(裁判既決者)へはスウェットを差し入れることはできません。
※まだ裁判が終わっていない、未決者にはスウェットを差し入れることが出来ます。

受刑者(裁判既決者)は、下着以外の衣類は、配給された決められた衣類のみしか利用することが出来ません。
作業以外の部屋着としても利用することはできず、寒かろうが暑かろうが、我慢するほかありません。
【パーカーやウエスト部分の紐は禁止】

留置所へ差し入れるスウェットは、パーカーがダメなのですか?

パーカーは禁止されています。
顔が見えない状況が生まれるため、所在確認が出来なかったり、病気やケガ・自殺を行っているかの確認ができない場合があるため、禁止されています。

スウェットパンツのウエスト調整の紐もダメですか?

紐が付いているとダメです。
過去に紐を使って自殺を試みた者がいたことや、紐を使って危害を加えようとする不届きものがいたために、危険防止のため禁止となりました。
「さしいれや」では、各留置所に対応したスウェットを用意しております。
【男性用】
【女性用】
差し入れ代行の専門店である「さしいれや」で取り扱っているスウェットは、各警察署に設置されている留置管理課へ問合せを行い、ルールにのっとった差し入れ可能な品を複数用意し、お届け先に応じた適切なスウェットをお届けしております。