拘置所へ差し入れできるもの

さしいれや

ご家族が普段通りの生活を送っていると思っていたのに、突然逮捕されてしまう。そんな予期せぬ状況では、拘置所での生活を少しでも快適にするために差し入れが重要になります。逮捕された直後は最低限の持ち物しか許されず、着替えや文房具、書籍などが必要になることが多いです。しかし、差し入れ可能な物品にはルールがあるため、事前にしっかり確認することが大切です。

拘置所と留置場の差し入れルールの違い

拘置所は法務省の管轄、留置場は警察の管轄であるため、それぞれの施設で差し入れのルールが異なります。拘置所では、比較的幅広い物品の差し入れが認められており、飲食物や日用品の差し入れが可能な施設もあります。

拘置所で差し入れできるもの

  • 下着やスウェット:着替えとして必要となるため、基本的に差し入れ可能です。Tシャツや靴下、パンツ、スウェット上下などが含まれます。
  • 切手、封筒、便箋:ご家族やご友人、弁護士と手紙で連絡を取るために必要なため、差し入れが可能です。
  • 現金:拘置所内の売店で生活必需品を購入するために必要です。留置場と異なり、多くの施設では金額の上限がありません。
  • 書籍:文庫本や新書、雑誌などが差し入れ可能です。クロスワードパズルなどの書き込みが必要な書籍も受け付けられることが多いですが、内容によっては制限される場合があります。
  • フリースジャケット:寒さ対策のために必要な衣類の一つで、多くの施設で認められています。
  • 長袖長ズボンの肌着(インナー):防寒用の下着として、季節によっては必要になります。
  • 飲食物:一部の施設では食料品の差し入れが可能ですが、個人で窓口に届けることはできません。施設併設の売店や施設指定の販売店経由での手配が必要です。
  • 布団や座布団:一部の拘置所では認められていますが、個人で持ち込むことはできず、施設指定の販売ルートを通じてのみ差し入れ可能です。
  • シャンプー、リンス、石鹸:身だしなみを整えるための基本的な衛生用品ですが、個人での差し入れはできず、施設内の売店や指定販売店からの購入が必要です。
  • 眼鏡、コンタクト、入れ歯、コルセット:生活に不可欠な医療用品のため、本人専用サイズであれば差し入れ可能です。ただし、施設側の許可が必要となる場合があります。

拘置所で差し入れできないもの

  • 通信機器(スマートフォン、タブレット、ノートPCなど):証拠隠滅や外部との不正な連絡を防ぐため、禁止されています。
  • 金属が装飾された衣類:金具が付いた服やベルト、アクセサリー類のある衣服は差し入れできません。
  • :外部からの薬の持ち込みは認められていません。拘置所指定の医療機関で処方されたものでなければ受け取ることができません。
  • アルコール類、タバコ、電子タバコ:施設内での嗜好品の使用は禁止されているため、差し入れも認められていません。
  • 鋭利な物や凶器となる可能性のある物品:ハサミ、カッター、ナイフ、ひも状の物、刃物類、針金を含む危険物は一切持ち込み不可です。

さしいれやを利用するメリット

  • 施設ごとのルールを熟知した専門サービス:各拘置所の細かな規則に対応した差し入れ品を提供し、確実にお届けいたします。
  • 遠方からでも差し入れ可能:直接訪問が難しい場合でも、オンラインで手続きが完了し、全国の拘置所へ差し入れが可能です。
  • 手続きや物品を揃える手間を軽減:拘置所への連絡や差し入れ品の準備など、煩雑な手続きを「さしいれや」が代行いたします。
  • オンライン、電話からの相談を承ります:差し入れに関するご不明点や不安な点がございましたら、お気軽にオンラインまたは電話などでご相談いただけます。

特定の拘置所・拘置支所への差し入れについて

「さしいれや」では、東京拘置所、大阪拘置所、横浜拘置支所、堺拘置支所宛へは、寝具や飲食物、日用品などの特別な物品の差し入れに対応しています。各施設に対応した専用ページよりご依頼ください。

施設名 対応内容
東京拘置所 寝具・座布団・お菓子などに対応
大阪拘置所 寝具・座布団・お菓子・菓子パン・ジュース・コーヒー飲料・シャンプー・石鹸・歯ブラシ・筆記具などに対応
横浜拘置支所 お菓子・缶詰・しょうゆ、ソース、マヨネーズなどの調味料・お漬物・カップ麺・タオルなどに対応
堺拘置支所 寝具・座布団・タオル・筆記具などの日用品にも対応
そのほかの拘置所 衣類・書籍・タオルなどに対応

まとめ

拘置所への差し入れは、施設ごとに異なるルールを理解しないと、受け付けてもらえない場合があります。また、個人で差し入れができるものと、施設の指定販売店を通じてしか手配できないものがあるため、ルールを熟知していなければいけません。「さしいれや」では、各拘置所・拘置支所に対応したルールを過去の実績と手配毎に施設へ最新の規則を確認しているため、適切な差し入れをスムーズに行うことができます。

タイトルとURLをコピーしました