逮捕され、留置所で生活している家族へ、本の差し入れをしたいとおもっています。
書籍の差し入れには何かルールがありますか
多くの書籍が差し入れ可能ですが、差し入れできない書籍や、冊数に制限があったりします
留置所への書籍差し入れルール(よくあるルール)
- 雑誌などのホッチキスで止められている書籍は、ホッチキスを取り除き、紙紐で止めなおしてから差し入れること(逆に何もしてはいけない留置所も。。。)
- 成人向け書籍(アダルト雑誌など)は差し入れ禁止
- ブックカバーは取り除くこと
- 本に挟まれている広告やはがき、しおりを取り除くこと
- 本についている紐状のしおりは切り取ること
- 雑誌などに付属しているDVDなどの付録品は取り除くこと
- 1日の差し入れは3冊まで
- 書籍の差し入れは、郵送でも可能
- 郵送の場合、あらかじめ留置所へ冊数と到着日、送り主の氏名と住所を通知しなければいけない警察署もある。
★各留置所で、独自のルールが存在するため、 これらのルールはすべての留置所で適応されるものではなく、一部が異なることもあります。
1日3冊までとなっていますが、3日分まとめて9冊届けても大丈夫?
1日3冊までしか受け取ってもらえない留置所が多いようです。
(一部の留置所では10冊程度まとめて受け取って、複数日にわけて逮捕された方へ届けてくれる警察署もあるようでが。。。)
郵送でも同じく3冊以内でないと、受け取りを拒否され、送り返されてしまいます。
3冊を超えた場合、持って帰るのが大変ですね
郵送で書籍を差し入れる場合、冊数の規定違反を指摘され、同時に届けた衣類も含めてすべて返送されてしまったケースもあります。
成人向け書籍は、どこから成人向けでどこまでが一般書籍とされるのですか
書店の成人向けコーナーで販売されているような、ほぼ全ページにわたって裸が掲載されているものは成人書籍と認定されるようです。
週刊誌の袋とじや一部の写真に裸が掲載されている程度のものなら大丈夫のようです。
(フライデーやフラッシュ、プレイボーイ、SPAと言った雑誌も差し入れ可能です。)
成人雑誌(アダルト雑誌)の留置所への差し入れは、多くの留置所では禁止されていますが、一部の留置所や拘置所・刑務所では差し入れ可能のようです。
しかしながら、成人雑誌等の書籍が差し入れ可能な刑事収容施設でも、特に過激な内容の成人向け書籍は、差し入れ不可となっています。
また、施設自体では差し入れ可能であっても、差し入れ対象者の容疑や生活態度などにより、差し入れできない場合もあります。